ロードローラーの特徴

発展途上国で需要が高い重機・ロードローラー

ロードローラーとは、建設現場で地面を押し固めるために使う重機です。
主に道路工事の現場で活用されています。
タイヤが大きいローラーになっていて、移動することで重機の重さとローラーを使って押し固めて強くて平滑な地面を形成します。
ロードローラーには次の種類があります。

タンデム式

需要が高いタンデム式ロードローラー

車幅と同じサイズの大きなローラーが前後に2つ付いているタイプ。
アスファルト舗装の現場で使われる最もメジャーなタイプ。

マカダム式

安定した需要のマカデム式ロードローラー

三輪式のロードローラーで路面を平坦に仕上げたいときによく使われる。

タイヤ式

タイヤ式ロードローラー

空気が入ったタイヤを横一列に並べるタイプ。
タンデム式をかけた後の仕上げや二次転圧で使われます。
タイヤ式はロードローラーとは区別して、タイヤローラーと呼ぶこともあります。

ハンドローラー

国内で需要が高いハンドローラー

手押し式の小型タイプ

いずれも、地面を平滑かつ厚をかけて固めるために使用します。
用途に応じて適正な圧が異なり、現場によって適したロードローラーが求められます。

ロードローラーの評価

参入メーカー数
耐久性
買取相場

ロードローラーに強いメーカー

KCM(川崎重工の子会社)、酒井、コマツ、CAT、住友重機械、ボーマク、日立建機などがロードローラーを扱っています。
最大手はKCMですが、重量や大きささえ同じであれば、各メーカーで性能の違いは少ないです。
国産大手メーカーであれば、どのメーカーを選んで問題はないでしょう。
耐久性の面で見れば、実績のあるKCMや酒井、コマツがオススメです。

ロードローラーに強いメーカー

買取相場

ロードローラーは使い古された物が中古で流通することが多いです。
耐久性が高く、ロードローラーを使う現場は国や自治体からの道路整備が多く、建設会社は新車を買うケースが多いので、買取された重機の多くは海外輸出されています。

国内では、メーカーごとで人気の差が少ないですが、海外では部品流通量にメーカーごとに差が出ています。
KCMやボーマクなどは海外需要が高く、国内で人気が高い酒井重工業のロードローラーは海外での人気は低く古いタイプの買取相場が若干安くなります。
ただ、人気のタンデム式など好条件が揃っていれば、どのメーカーでもそれなりの値段で売れるでしょう。
海外需要が高いので、エンジン不調やローラーの一部欠損程度であれば大きな査定減点にはなりません。