コマツ(KOMATSU)の特徴
建設機械メーカーの国内最大手で世界2位の実績を誇ります。
トラクターやブルドーザーの国産化に初めて成功したメーカーでもあり、国内の重機製造業のパイオニアともいえます。
建設機械にとって重要なエンジン、トランスミッション、油圧機器、アクスル、コントローラー等の電子制御部品を全て自社開発・生産を行っているため、製造コストが安く、商品の価格帯に対しての完成度が高いです。
90年代には、F1に電子制御部品やギアボックス周辺部品を供給した事もあり、技術力という面ではライバルを圧倒しています。
2017年にはアメリカの大手鉱山機械メーカー、ジョイ・グローバル社を買収し、今なお成長の勢いはとどまる事を知りません。
国内では昔から定番の大手メーカーといえばコマツで定着していて、重機業界のトヨタのようなブランド力を持っています。
最大手らしく扱っている建設機械も豊富で、ユンボのPCシリーズなど昔からそのカテゴリーで圧倒的支持を得ている人気商品を多数持っています。
現在の企業規模や販売台数だけではなく、長年積み重ねてきた歴史と実績があり、海外拠点も多いのがポイントです。
コマツの重機は型落ち・現行を問わず国内外から需要が高く、全カテゴリーを総合的に見れば最も買取相場が高い建設機メーカーと言えるでしょう。
販売店やメーカー直営のレンタル事業など、国内の拠点数も豊富でアフターサービスも充実しています。
中古重機でどこのメーカーを購入するか迷っている場合はコマツを選んでおけば間違いありません。
重機メーカーとしての評価
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買取相場 |
買取相場
コマツは全般的に重機全般の買取相場は高いです。
特に古い重機でも海外需要が高いため、価値が下がりにくいメリットがあります。
中古購入する祭は他社メーカーより割高になるケースもありますが、リセールバリューを考えれば高くても購入する価値があります。
中古相場が安いカテゴリーではミニショベルがありますが、カテゴリーそのものが中古の需要が高い分野ではありません。
ロードローラーや自走式破砕機は数少ない苦手なカテゴリーに分類されています。
ただ、それでもメーカーそのもののブランド力が高いため、相場より大幅に安い機種はありません。