リセールバリューが良い重機・建機

リセールバリューとは一度購入したものを販売する際の再販価値のことで、この価値が高ければ高い程、将来重機、建機を手放す際に高く売却することが可能です。
そんな将来のリセールバリューが高い人気重機の条件についてまとめましたので、購入をご検討の際は是非一度ご確認ください。

ショベルカー(ユンボ/バックホー)

ユンボ

幅広い場面で活躍できるユンボは万能性が高く需要が多いです。
先端のアタッチメントをスコップやハサミに変えられるのも容易なのも人気の要因です。

特に2トン以上の大きさはリセールバリューが高いです。
2トントラックに積載可能な小型ユンボは流通量が多いため、中古相場は割安になります。
ゴムよりも耐久性が高いため、海外では鉄のキャタピラのタイプの方が人気があり、需要があります。

フォークリフト

フォークリフト

工場や輸送業者などでは必須の重機で需要が非常に高いです。
2.5トン以上のものが人気で低稼働(アワーメーターが少ない)、高年式は高く評価されます。
古いタイプはトヨタやコマツなどの人気ブランドが値落ちしづらいです。
コンテナの運搬も可能になるような大型フォークリフトはボロボロであっても使えれば驚くような高値で流通しています。

ブルドーザー

ブルドーザー

中古の流通量自体が少なく、需要が高いため、リセールバリューも期待できます。
古いタイプは鉄キャタピラでコマツやCAT、三菱など定番の人気メーカーが高く売れます。
中古でも車両が高額で不具合も多いカテゴリーなので整備状況や足回りの状態が中古価格に大きく影響します。

ユニック/クレーン

クレーン

最低でも3段が高額売却の条件です。5段など長くてパワーが大きいほど、リセールバリューは高いです。
ユニック付きのトラックよりも、ユニック単体の方がリセールバリューという意味では高くなる傾向があります。
メーカーは定番の古河ユニックが人気が高く、タダノのZシリーズなども根強い人気があります。

発電機

発電機

家庭用の小型タイプではなく建設現場用の四角で大型の鉄カバーになっている発電機は高く売れます。
圧倒的なシェアを持つデンヨー製品は特にリセールバリューが高くなります。
故障が少なく海外需要が高い事も人気の要因です。
異音やエンジン不調などの不具合が出ないうちに売るのが高額売却のためのポイントです。

ホイルローダー

ホイルローダー

ユンボやブルドーザーと同様に活躍の場が大きく、軽快な取り回しで使い勝手が良い重機です。
小型タイプが少なく不人気の条件が少なく、メーカーや大きさ、古さを問わず高いリセールバリューを期待できます。
ただし、除雪用で使われているホイルローダーは、錆が懸念されます。
それでもキャタピラ系の重機よりも、錆や摩耗による減点が少なく、よほど深刻な不具合がない限り高く売れるでしょう。

複数業者に見積りしてみると驚くほど差が付く事もあります。