フォークリフトの特徴

安定した需要が見込めるフォークリフト

フォークリフトとは、荷役用のつめ(フォーク)を油圧で昇降・傾斜を付けて近距離の運搬や積載等を行う荷役自動車です。
代表的な使い方はフォークリフトのつめが入る枠木(パレット)の上に荷物を置いて、運搬する方法です。
活躍する主な場面としては、工場、運輸業者の積載拠点、自動車解体業、コンテナセンターなど多岐におよび、大きいタイプでは、40フィートのコンテナの昇降を行う事もあります。

需要が高い重機で流通量が非常に多いのが特徴です。
室内や狭い敷地で使う事も多く、大きければいい訳ではなく、大きさや取り回しと積載可能重量とのバランスが大切です。
ただし、フォークリフトを使用する業者が多いのでどのサイズでも中古を求める需要は高いです。
基本的にはパレットに入るつめをアタッチメントとして使用しますが、アームにして何かを掴んだりする使い方もできて万能性が高い重機です。

耐久性は強いですが、日々酷使してフル稼働するケースが多く、代替需要も高く新車・中古市場ともに活況です。

フォークリフトの評価

参入メーカー数
耐久性
買取相場

フォークリフトに強いメーカー

国内のフォークリフトのメーカーランキングは次のとおりです。

1位 トヨタ
2位 ニチユ三菱
3位 ユニキャリア(TCM+日産)
4位 コマツ
5位 住友ナコ(住友ナコ+神戸製鋼)

ほかにもドイツを中心に海外メーカーも扱っていますが、2トン~4トンクラスの一般的なサイズは国産が中心です。
コンテナセンターで使う大型フォークリフトでは海外メーカー製品を使うケースも多いです。
1位のトヨタは約45%のシェアを持っていて2位以下を大きく引き離しています。

フォークリフトに強いメーカー

買取相場

活躍する場面が多いため、メーカーを問わず中古市場でも需要が高いです。
しかし積載量2トン未満の小型フォークリフトはリセールバリューが低く、大きいほど中古のタマ数が少なく買取相場が高くなる傾向があります。

高年式・低稼働の好条件があれば全体的に高く売れますが、古い型落ちモデルは輸出需要が高くなり、コマツや三菱系が高く売れやすい傾向があります。
国内需要では、メーカーの信頼性やこの分野での実績でトヨタ製のフォークリフトが人気です。

一番人気は最大手のトヨタ社製フォークリフト