クレーンの特徴
クレーンには主に次の3種類に分けられます。
クレーンは主にマンションの建設現場、橋、海底開発などで使用される事が多く、高所作業車と呼ばれる事が多いです。
活用されるのは、大きな現場が中心で、クレーンも大型タイプが人気で中古の流通量は少ないです。
トラッククレーン
トラックの台車の上に360度旋回できるクレーンを搭載していて、走行用原動機とクレーンの原動機が別になっている。
ホイールクレーン
下部走行体に全旋回クレーンを搭載した自走式クレーンで、原動機が走行用とクレーン用が共通になっている。
クローラークレーン
走行装置に履帯(クローラ)を用いた移動式クレーン。
原動機は走行用とクレーン用で共通で、走行はキャタピラを採用するなど自走式ではないが悪路に強い。
このほか、平ボディーのトラックにクレーンを積んだ車両もありますが、こちらについては、ユニックのページで詳しく紹介しています。
クレーンの評価
参入メーカー数 | |
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耐久性 | |
買取相場 |
クレーンに強いメーカー
大型クレーンでは、KATO、日立などが強く、ほかにも新明和工業、住友重機械工業、神戸製鋼なども扱っています。
ショベルカーなど定番の重機に強いメーカーだけではなく、大手ゼネコンを相手にした大型重機を得意にしているメーカーが多いのも特徴です。
買取相場
大型の自走式クレーンは、使い方さえ間違わなければクレーン本体が故障することは少なく耐久性は高いです。
車両も高額でクレーンを必要な作業を受ける業者は特定される傾向がある事もあり、程度が良い中古が出回る事は少ないです。
買取相場は供給不足状態でもありますが、中古を購入しようとする需要もそれほど多くはありません。
それでも新車で購入すると数千万円単位になるものが多く、高額で取引される中古重機も多数あります。
自走式の場合は、クレーンの状態だけではなく、走行距離など走行機関の状態も考慮されます。
リセールバリューという面では、クレーンの原動機が独立しているトラッククレーンや、自走することが少ないクローラークレーンの方が高い特徴があります。
買取したクレーン車両は、直売、オークション、輸出ともに再販のためのテクニックもあり、得意な買取業者と不得意な買取業者が分かれています。